令和3年度から、
放課後等デイサービスの報酬が改定されました。
どのように改定されたのか見ていきましょう。
▼基本報酬の体系
基本報酬の体系で変化したのは以下の事項です。
・これまでの区分1・区分2の体系から、サービス提供時間による区分となります。
区分1がサービス提供時間3時間以上、区分2が3時間未満となります。
・子供の急な体調不良などによりサービスの提供時間が30分未満となってしまった場合、欠席対応加算?で対応します。
・医療的ケア児支援の報酬が新設され、常勤看護師加算が廃止されました。
▼児童指導員等加配加算の見直し
児童指導員等加配加算(?)が廃止され、児童指導員等加配加算の対象資格に手話通訳士及び手話通訳者が追加されました。
▼専門的支援や個別サポートに対する評価
スタッフの専門性などを評価するため、以下の加算が新設されました、
・著しく重度な障害を抱える子供や、行動に大きな課題のある子供など個別に配慮する必要のある子供の支援に対し、個別サポート加算が新設されました。
・虐待など要保護児童を支援した場合、個別サポート加算?が適用されます。
・理学療法士や作業療法士など、一定の資格を持つ専門職がいる場合、専門的支援加算が適用されます。
▼家族支援に対する加算
訪問支援特別加算は、家庭連携加算と統合されます。
また、 事業所内相談支援加算は、個別の相談援助とともに、グループでの面談等も加算対象となります。
▼支援の質を向上させるための従業者要件の見直し
これまでは障害福祉サービス
経験者も含まれていましたが廃止され、保育士・児童指導員のみとなります。
また福祉専門職員等配置等加算?は、障がい福祉サービス
経験者は対象となりません。
▼まとめ
放課後等デイサービスは、質を向上させるために定期的に報酬が改定されます。
当社ではより高い質の指導ができるよう、資格を持ったスタッフを募集しています。
働きやすい職場となるよう配慮しておりますので、ぜひご応募ください。